トノサマガエル

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(アカガエル科)
国内では、本州(関東地方から仙台平野を除く)・四国・九州に分布しています。各地で急激に減少したカエルで、長崎県内も同じ状況です。もちろん佐世保市も例外ではありません。このようなことから長崎県・佐世保市共に最も危険な絶滅危惧種ⅠA類に選定されています。
生活する場所は、基本的には水田ですが、繁殖期以外では水田から離れた場所にもいます。
トノサマガエルがまだ見られる世知原町での繁殖期は5月で、代掻きの終わった田んぼに入ってオスは水面に浮き独特の声で鳴きメスを待ちます。この行動は昼も夜も行われますが夜の方が多いようです。
マッテマシタとばかりに、田んぼに入りますが、田の畦などで代掻きが終わるのを見ているのかもしれません。
カエルは全て同じですが、メスが大きくオスは小ぶりです(シュレーゲルアオガエルのように大差があるものもいます)。
繁殖期のオスは婚姻色は見方によっては金色に見え、トノサマ級ですね。
トノサマの声が自宅にいて聞けるとは・・・最高に贅沢!!
追記
世知原町開作地区では2017年頃から減少し、2019年は繁殖期にトノサマガエルの声を頼りに探し回ってやっと2個体の成体を見ることが出来ました。その後卵塊を探しましたが見つかりませんでした。
繁殖期が過ぎても成体は田んぼに行けばよく見られていましたが、2019年は1個体も見ていません。非常に危機的な状況です。
これは、間断灌水という稲作方法が普及し(繁殖期の長いヌマガエル除き他のカエルにも大きな影響を与えている)、幼生の時代に殆どが死滅することに加え、薬効の長いネオニコチノイド系の農薬の影響もあると思います。水田生態系の重要な部分がなくなりつつあります。

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