スギ葉が一部黄色く変わる

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背景はヒノキ

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黄変した枝(葉)

冬期になると針葉樹(植林地)の林は色が変わり、全体には赤褐色となります。ヒノキは深緑色を保ったままなので、冬になると、スギとヒノキは遠くからでも簡単に見分けが付きます。
自宅近くの植林の中に、毎年冬になると一部ですが、同じ枝についた葉が黄色くなります。暖かくなると再び緑に戻ってしまいます。
調べて見たら、「針葉の冬期における変色の遺伝(第I報)」農林省林業試験場 千葉茂(昭和28年7月14日)
に書かれていましたので一部を紹介します。

スギは一般に秋から冬にかけて日光直射部分の針葉が黄褐~ 赤褐色に変色する。九州地方においては挿杉の品種的特徴として変色の著しいものをアカ, 変色の少いメアサ系のものをアオ等と呼んでいる。

I 冬期における針葉の変色の状況
1. 外観並びに解剖学的観察
針葉の変色は黄褐~ 赤褐に至る種々の色調があり, それは 皮の多少, 夏の針葉の色調等により影響を受ける。この変色は晩秋の初霜と同時に日光直射部分に生じ, 春と共に再び緑色に回復する。多くのスギの変色の外観的観察の結果変色の状況により次の4型に分けられる。

A 赤変型:変色著しく赤褐色に変色する。
B 黄変型:変色少く, 黄褐色を呈する。
C 白変型:緑色消失し白変する。
D 緑色型:変色ぜず緑色を保つている。

一般のものはA型に属し, 九州のメアサ系はB型に属す。C型は突然変異と思われるものでその年の針葉が葉
緑素を失い白色となり春と共に回復する。D型は冬に殆ど変色せず緑色を保つているもので本報告でミドリス
ギとして遺伝試験に用いたものである。

文献には、株の一部の色変がわりか、全体的なものかは書かれていません。

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