国見山系には雲仙・多良山系と共通する植物が多い

北松浦半島の国見山系には雲仙・多良山系及び対馬に共通して産する植物が意外に多い。
4月の下旬から5月に掛けて咲く植物を紹介する。

・雲仙山系、多良山系と共通種:ミゾホオズキ・サワハコベ・ツクシアオイ・ヒメテンナンショウ
ツクシアオイは普通に見られ、標高500m以上に多くこれより低い場所ではウンゼンカンアオイが分布する。なお、タイリンアオイは国見山系から広がる北松玄武岩台地にのみ産する。
水辺に生えるミゾホオヅキはかなり希であり、やや湿り気の多い場所に生育するミヤマハコベは多いがサワハコベは希。
ヒメテンナンショウもやや湿り気のある場所に生育しており、やや希。
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ミゾホオヅキ(ハエドクソウ科)

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サワハコベ(ナデシコ科)既に花は終わってる。

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・雲仙山系、多良山系、対馬と共通種:ヒメミヤマスミレ
ヒメミヤマスミレは普通に見られる(葉の裏が紫色を帯びる)。

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ネコノメソウ(ユキノシタ科)・対馬との共通種:ミズタビラコ・ネコノメソウ
水辺に生えるネコノメソウは群落で見られるが産地は少ない、ミズタビラコも同様である。

*多良山系と国見山山系のみに分布する種としてクルマムグラがあるが、まだ開花していない。本種は極めて少なくなり絶滅寸前である。

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