中々会えない植物

主に、自宅からそう遠くない市内のあちこちを歩いていきもの探しをしています。今回は6月中旬頃から7月中旬の1ヶ月間ほどに見られた「中々会えない植物」を紹介します。6月の中旬を過ぎると、秋まで花は殆ど見られなくなりますがシダ植物が面白くなります。

<オニヒカゲワラビ(イワデンダ科):山地のやや湿度の高い林下に生える常緑性シダ。以前は吉井町で見られていたが、スギ林の伐採で消滅。今回見つけたのが市内唯一の個体>
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<ヒロハクリハラン(ウラボシ科):クリハランと同じように川沿いの林などに生える常緑性シダ。まだ、ソーラスが出来ていないが、葉の幅が約10センチ、長さが50センチほどもあり、クリハランとは明らかに異なる>
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<イヌガンソク(イワデンダ科):夏緑性のシダで、山地のやや明るい樹林下や山道の路傍などに生育する。国見山に数カ所生育地があったが植林したスギが大きくなり暗くなったことで、殆どが枯死した。本個体は明るい林内に生育していた。>
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<クモキリソウ(ラン科):やや湿気が多く比較的明るい林内に生える。クモキリソウ属で一般的に見られるのはコクランがある>
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<マイサギソウ(ラン科):ヤマサギソウの種内変異で同じように草原に生える。距は、明確に上方に伸びる。国内分布は北に偏る>
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<キヨスミウツボ(ハマウツボ科):寄生植物で寄生相手は意外に広い。花が終わっていて種子が出来ていた(花は九千部で撮影)。市内では初記録と思う>
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<オオナルコユリ(ユリ科):ナルコユリに比べると全て大型で、茎の高さ80~70㎝、葉は長さ15~30㎝になる。時折見かけるがこれほど大きなものは初めて見た>
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