テーマ:動物

大潮の調査

春は潮が大きく、気温や水温も上がるので潮間帯の生物から潮上帯の生物が活発に動き出す。 5月中旬の大潮で俵ヶ浦半島・日野町の海岸3カ所を歩いた。 俵ヶ浦半島ではカブトガニ2個体、日野町ではテングニシの産卵・イソアワモチ。植物ではハマサジ・カノコユリが、市内で2カ所目のヒロハネムが確認出来た。 <テングニシ(エゾバイ科テングニシ亜…
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アワブキに会いに行く

八天岳の麓でアワブキ(アワブキ科)を2012年5月に発見、雲仙岳や多良山系では見られるが佐世保市では唯一の株で有る。和名の語源は生木を燃やすと切り口から泡が出てくることに因んでいる。 gpsの記録を頼りにまだ生存しているのか確認に行った。なんなく、見つけることが出来たが、周囲の樹木が大きくなり日当たりが悪くなった性か以前より元気が無い…
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シカの食痕・干潟の生物・・・欲張り調査

佐世保市鹿町町の施設から逸出したニホンジカが西海岸沿いに分布を広げており、北は平戸市田平町、南は佐世保市鹿子前町に及ぶ。鹿町も鹿子前町もシカの名が付いているので昔は分布していたのだろう。 北九十九島は昨年度の調査で全ての島でニホンジカの痕跡確認や目撃をしている。 鹿町町の対岸は平戸市宝亀辺りになる。もしかすると既に平戸島に渡っている…
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平戸市田平町の海岸でシカの食痕調査

2年前にトベラの枝先が食べられていたので、ここまで来ていることは分かっていた。10日は大潮なので、広範囲に調査できた。 食害はトベラ(15)・シャリンバイ(1)・マサキ(1)であった。北九十九島の調査でもトベラとシャリンバイの被害が大きい。3種のディアーライン(鹿摂食線)以上の全個体数を調査していないのでなんとも言えないが、トベラやシ…
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国見山系の両生類

1月~2月に新しく見つけた湿地と5年ほど見ていない場所を見てきた。 タゴガエルの産卵場所がイノシシに掘り返されていることが多いので心配していたが、水の湧き出し口(大抵は玄武岩と火砕岩の隙間)が産卵場所となり、穴の奥から鳴き声が聞こえており安心した。 カスミサンショウウオは緩やかな流れの側に出来た水溜まりに産卵。すでに幼生も見られた。…
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この冬初冠雪

去年は、1度雪が降りましたが雪化粧程度でした、この冬は昨夜の雪が初冠雪となりました。雪が積もると動物の足跡が見られるので楽しい。気温の上がらない午前中に自宅から国見山山頂まで徒歩で往復3時間を楽しんできました。積雪量は少なく山頂でもスパッツなしで歩けました。 <キツネの歩行痕。キツネの歩行痕はあちこちで見られました> > <キツネ…
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ヤマアカガエルの産卵

1月23日の夜は雨。無風で気温は10.5℃とヤマアカガエルの産卵に適した条件です。昨年は記録的に産卵が少なく、本種もトノサマガエル同様に絶滅の危険が増加していると心配していました。そんなことで、これまで産卵が見られた場所に行ってみました。嬉しいことに卵塊とメスを待っているオスが見られ安堵しました。翌朝あちこち見て回りました。 この…
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シカの分布調査

鹿町の旧長崎サファリから逸出と考えられるシカが佐世保市の西部に分布を広げています。シカが増えると希少植物(植物の減少は昆虫にも影響を与える)、林業、農業に大きな被害を与えます。森林管理署は危機感を持ち国有林内に定点カメラを設置して監視しています。県や市にはこれまで調査した結果を提供し、分布拡大を知らせていますが全く対策を取ろうとはしませ…
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コメツキガニの群れ(平戸島)

干潮時の砂浜で活動するミナミコメツキガニの群れはテレビでよく見ますし、コメツキガニの砂団子が浜一面に広がっているのを見ることはあります。しかし、個体のこのような大群は初めて見ました。タイミングの問題なのでしょうか。潮の引いた波打ち際の砂の中から次から次に出てきて見る見るうちに大きな群となりました。 <この海岸の波打ち際> <見事…
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テンの兄弟

近くの山(佐世保市国見山)に4台の定点カメラを設置しています。動物の面白い生態が撮れて興味深いものです。 今回はテンが2頭で遊んでいる姿が映っていました。多分兄弟だろうと思います。 以下のリンクでご覧になって下さい。 https://youtu.be/yiu_xXLTteQ
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九頭島の初夏 

佐世保市の最も北にある九十九島の一つ九頭島に行ってきました。 島ではヤマフジ・マルバアオダモ・ハクサンボク・トベラの花が咲いていました。 イワタイゲキ:トウダイグサ科 海岸の岩石地に生える多年草。花のように見えるのは輪生した黄色い苞葉で、花は苞葉に包まれて小さく目立ちません。苞葉と花が一体となり大きな黄色い花のように見えます…
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トレイルカメラによる撮影

棲息する動物の種や行動を調べるために世知原町内に5台。小佐々町と佐々町の境界に1台、吉井町に1台、江迎町に1台のカメラを設置しています(カメラを○で囲んでいます)。 世知原町以外ではシカの分布調査が大きな目的です。 設置場所が適当でないと殆ど動物は写りません。動物たちも人と同じで藪のなかより歩きやすい道をよく利用しています。縄張りを…
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長崎県北部最後のカワガラス生息地

カワガラス(カワガラス科)は長崎県・佐世保市共に希少種で長崎県は絶滅危惧Ⅰ類(EN)、佐世保市では最も絶滅の恐れが高い絶滅危惧ⅠA類(CR)に選定されています。 25年程前までは旧市内の小川内川(相浦川支川)、相浦川、赤木川・田代川(佐世保川の支川)、日宇川の上流・中流域に棲息していました。 しかし、次第にいなくなり現在は佐々川の上…
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長崎県北部のシカ

長崎県北部(本土)では鹿町町・小佐々町・江迎町・佐々町にシカが生息しています。 県内の分布からみて自然分布ではなく、以前鹿町に有った動物園からの逸出だと思われます。秋になると鹿子模様がなくなるので外見からはニホンジカのようです。 日本に棲息するニホンジカはエゾシカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、マゲシカ、ヤクシカ、ケラマジカ、ツ…
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キツネとテンのマーキング合戦

面白い動画をユーチューブにアップしました。 https://youtu.be/ub5njw7dsfI ○囲みの石に、まずキツネが放尿(マーキングにしては量が多い)、テンがやってきて同じ石にマーキング、キツネが来てマーキング・・・とこのようにマ-キング合戦をしていました。 両種ともに同個体かどうかは不明です。 一段落…
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干支の亥

自宅近くに定点カメラを置いています。 キツネ・タヌキ・アナグマ・イタチ・テン・ノウサギ・アライグマ・アカネズミなど、この辺りに生息するほ乳類が全て写ります。 最も多いのはアライグマついでイノシシです。 今年の干支の生態の一部を紹介します。 (メス・水浴中・・・夏には沢で度々水浴する姿が写っています) (メス・妊…
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晩秋の平戸島南端

先日平戸島の南端野子へ行ってきました。 ダンギクは遅かったのですが、海岸ではホソバワダン・ダルマギク・ハマベノギク・タマムラサキが、林の縁ではイナカギクやツルソバが見られました。 日当たりの良い道ばたでは、シマカンギクが沢山見られとても綺麗でした。 照葉樹林内では南方系植物のアオノクマタケランが多く、真っ赤な果実を沢山付けていまし…
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小さなウミウシ

ヤマトウミヒルモ・コアマモ群落で見られる小さなウミウシ(頭楯目)の仲間を紹介します。 小さいので、探すのに老眼には応えますが、どれも綺麗な貝です。 <ブドウガイ ブドウガイ科 殻長11mm> <ツララガイ スイフガイ科 殻長9mm> <コシイノミガイ オオシイノミガイ科 殻長15mm 今回紹介したものでは…
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川のカメ3種

佐世保市小森川で長年生物調査を続けていますが、今回は水中で撮影したカメ3種を紹介します。 ミシシッピーアカミミガメ:幼体はミドリガメの商品名でペットショップ等で販売。成長して大きくなったものが野外に捨てられ、それが繁殖し流れの緩やかな河川や溜池などに生息。川では石の上で日光浴をしているのをよく見かけます。冬期は冬眠しますが、天気が…
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優秀な母コガネグモと居候

自宅のベランダの隅にコガネグモが網を張っている。7月には既に1個の卵嚢が有ったが8月下旬には3個になった。私の無知でしょうが、卵嚢を一個作ったら死んでしまうと思っていたので驚き。 3個も卵嚢を作る優秀な母親である。 コガネグモの網をよく見ると、なんとシロカネイソウロウグモが7匹も居候しているではないか。 コガネグモの卵嚢を固定して…
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オオキベリアオゴミムシの幼虫

自宅には近くに田んぼがあることと、庭に木が多いことからアマガエルが沢山います。 ベランダに大きな(明らかに成体)アマガエルがいました、よく見るとのど元に何かがいます。 黄色と黒のシマシマ模様 あれだ!!。。 これまでもヌマガエルの足に食いついているのを見たことが数度あります。このときは昆虫に詳しい知人に聞いたけど分かりませんでした…
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コアマモ場の貝

コアマモの群落(これは小さい群落) 俵ヶ浦半島には多くの入り江があります。浅い入り江の場合は砂干潟ですが、深く入り込んだ干潟では海側は砂干潟で奥は砂泥干潟となっており、岸は転石となっています。 このように、一つの干潟にも大きく分けて三つの環境があります。浅い入り江の干潟でも隣の入り江と性質が異なる場合もあり、非常に多様性に富…
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タイワンジカ→ニホンジカでした

タイワンジカはニホンジカの亜種で台湾原産。冬でも白い斑(まだら)模様が目立ちます。タイワンジカは台湾では60年代に絶滅したと考えられ、台湾の研究者らは飼育下で繁殖させたシカを94年から台湾南部の国立公園に放しました。(朝日デジタルより引用) *以前動物園関係者からサファリで飼っていたならハナジカ(タイワンジカ)だろうと言われ、それを鵜…
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マルシラタガイ

マルシラタガイ(ベッコウマイマイ科) 原色日本陸産貝類図鑑(東正雄)によれば「分布は本州・四国・九州・五島(福江島)、屋久島で、夏期の雨後のアオキの葉の裏にいる」。とあり、これまで何度も探したが見つけることは出来なかった。 本来の捜し物は「ウメムラシラタガイ」で、これもアオキの葉に裏にいると聞いていたので見つけたときはてっきりウメム…
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夜のたんぼ

4月の終わり頃になると田越しが始まります。この頃になるとシュレーゲルアオガエルが盛んに鳴きだします。そして、田んぼに水が入り、代掻きが終わった田んぼにはシュレーゲルアオガエルの白いマシュマロのような卵塊があちこちに浮かんでいるのが見られます。 代掻きが終わるのを待ち構えたように田んぼにやってくるのが絶滅危惧種のトノサマガエルです。そし…
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雪上の足跡

今年は何度も雪が積もり、足跡の観察が良く出来ました。テン・イタチ・アナグマ・キツネ・キュウシュウノウサギは分かる場合が多いのですが、アライグマだけが特定出来ません。 これは二種のほ乳類の足跡です。左はキュウシュウノウサギで進行方向は手前(後ろ足が前に出るのが特徴)。右はキツネで奥の方へ歩いています。雪上の足跡は時間を縮めて記録…
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自宅近くのキツネたち

自宅から100m程のところに里道があります。車道が造られる前はメインの道路だったのですが今は歩く人は殆どいません。私の専用道路(散歩)みたいなものです。昔ながらの細い道で舗装はされていません。 周囲は田んぼと林で、佐々川の上流域に近い場所です。 佐世保市内からここに引っ越して来て20年が経ちました。 ヤマアカガエルが庭の水溜まりで…
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アニマルトラック

寒波の訪れでこの冬初めての積雪。雪が積もると楽しみなのが動物の足跡を見ることです。 11日、自宅から歩いて国見山(777m)を周回(13km)してきました。残念なことに朝も雪が降りましたのでトラックが雪に埋もれてあまり見られませんでした。人家の近くではネコとイヌの歩いた痕がありました。 キツネの長い歩行痕は4カ所で見ることができまし…
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ジョロウグモ

ジョロウグモは網をはるクモの中では出現期が遅く、最も遅くまで見られます。12月のはじめ頃までは巣の中央で見られますが(少し元気がない)、寒が来るたびに元気がなくなり、中旬以降になると殆ど見られなくなります。 網があった辺りを探すと、地面に落ちて動かなくなっています。 網を張るクモが死んで地面に落ちているのはなかなか見られないのですが…
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冬の落とし物

林道や山道を歩いていると動物の落とし物が見られます。 よく見られるのは、鳥の羽・糞・ペリットです。中でも多いのは糞です。夏は昆虫などがすぐに食べてしまいますが、冬は結構長く残っています。 糞は一般的に黒っぽいものが多いのですが、植物の果実を食べたときは種類によって果肉の色が残っていることがあります。 特に黄色い色は残るように思…
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