テーマ:希少種

長崎県本土唯一のバイカウツギ

バイカウツギ(アジサイ科)別名サツマウツギ。 変種としてニッコウバイカウツギ・シコクウツギがある。  花の形が梅に似ていることが和名の由来。花はすがすがしい淡い香りがするが、葉はもむとキュウリの香りがする。 長崎県植物誌では県内の分布は対馬(上県・美津島)で、少ないとされているが、佐世保市世知原町で1989年5月14日に1株が林縁…
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野焼き後の草原の草花

江迎町でも畦畔や草原の野焼きが続けられています。 そろそろ、花も咲き出します。 今日の見ものは希少種のヒメイズイ・コキンバイザサ・オカオグルマでした。他にニオイタチツボスミレ・ノジスミレ(群落)のなども見ることが出来ました。 ヒメイズイ(キジカクシ科):以前はユリ科でした。標高や緯度の高い地域ではヒメが着くように背が低く葉もま…
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ヤマアカガエルの危機とアライグマ

ヤマアカガエル(アカガエル科)の危機とアアライグマ 長崎県内の分布は県北部に偏っており、ニホンアカガエルと混生している地域もあるが、主に山間部に棲息している(図の赤丸が佐世保市内での確認地、小さい青丸はニホンアカガエル)。 ここ2~3年でこれまで繁殖地であった場所で産卵数が減少したり、全く産卵しなくなった。世知原町で最も多くの卵…
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ヤマトウミヒルモ

俵ヶ浦半島のヤマトウミヒルモを見てきました。 沢山の群落があり、海岸の生態系の豊かさを改めて感じました。 渚の群落 水中の様子 この時期は花期。これは雌株(雌花) 雄株(雄花)。海水中に咲く美しい花。
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水辺の貝は恋の季節

オカミミガイ(オカミミガイ科) 殻高約35mmの長卵型の巻貝。陸に棲む長卵型の貝としては最大で殻口にはふたがない。 殻は厚く大抵は栗褐色をしている。 内湾の干潟のヨシ原の石の間などに生息しているが、6~8月は繁殖期。蒸し暑く湿度の高い日は粘土質の土壌の上や海岸のアシ原の落ち葉の下などに数個体が集まっている。 センベイアワ…
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佐々川河口干潟(2)

佐々川について 佐々川(さざがわ)は、長崎県北部の北松浦半島南西部を西へ流れ、九十九島を二分する佐々浦に注ぐ二級河川である。流域は佐世保市・北松浦郡佐々町に属するが、支流・福井川の一部は佐世保市江迎町にも属する。 長崎県の河川では流路延長1位・流域面積2位であったが、流路延長2位だった本明川の河口に諫早湾干拓調整池が作られて本明川の…
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「タカチホヘビ」救出

カエル先生こと松尾公則さんが執筆された(2005年)の「長崎県の両性・は虫類」によれば、長崎県で最も珍しいヘビ、確認例はわずかに4例に過ぎないとされています。 その後確認例は増えていると思いますが、人の目につきにくいヘビであることには間違い無いでしょう。 国内の分布は本州・四国・九州。食性はミミズを補食しているとあります。 世知原…
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夜のたんぼ

4月の終わり頃になると田越しが始まります。この頃になるとシュレーゲルアオガエルが盛んに鳴きだします。そして、田んぼに水が入り、代掻きが終わった田んぼにはシュレーゲルアオガエルの白いマシュマロのような卵塊があちこちに浮かんでいるのが見られます。 代掻きが終わるのを待ち構えたように田んぼにやってくるのが絶滅危惧種のトノサマガエルです。そし…
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ミヤマアカネ保全稲作はじまる

長崎県・佐世保市共に絶滅危惧ⅠA類のミヤマアカネの保全のための稲作、いよいよ開始です。 予定日の天候が良くないようなので、13日に繰り上げ実施しました。水漏れを防止するために畦の内側にビニールのシートを張ります。 新たに休耕田を借用して水張りを行い、ミヤマアカネの生息地を増やす計画です。休耕田に溝や水溜まりを作ります。夏に受…
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佐々川河口干潟

4月4日は大潮でしたので佐々川の河口干潟へ出かけました。堤防にはハマグリ堀の人が数人準備をしていました。 佐々川は流路延長約22km。長崎県内では最長の二級河川です。 河口には広い干潟があり、汽水性の生物の宝庫でもあります。 流れの速い中央部は砂干潟となっていますが川岸は砂泥となりぬかるむ場所があります。 ムギワラムは砂…
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ゲンカイツツジが開花

ゲンカイツツジは朝鮮半島南部から中国・四国北部・九州北部の玄界灘を中心とする地域に分布します。朝鮮南部や済州島では普通にみられ、日本のものは大陸依存種と考えられています。 対馬では海岸の岩場で多く見られます。 15年ほど前に対馬に行った際に、本種の保護(自生地では採取により減少)を目的に種子から繁殖をさせ、自生地に戻す活動をされてい…
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ベニトンボとヒメアカネ

本種は、南方系の種で、台湾以南の中国中南部や、東南アジアなどに分布しているが、近年九州全域で見られるようになり、「神戸のトンボ」では2016年に神戸市内で確認されたことが掲載されている。 当ブログでも佐世保市内の河川でベニトンボ(トンボ科)を確認したことを以前に書きましたが、同じ市内の別の河川で複数(5頭以上)を見ました。全て♂でした…
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アキノギンリョウソウなど・・

I さんから国見山にアキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)が咲いていると連絡をもらいました。添付されている写真を見ると黒い部分が少なくとても綺麗でした。 台風前に見ようと出かけてきましたが、いつもの場所には発生していませんでした。教えてもらった場所へ行くと・・ありました。しかし、少し黒ずんでいます。周辺を探していると、綺麗な…
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風力発電に脅かされるハチクマ1万kmの渡り

佐世保市の「木場山」・佐賀県との県境「国見山」・唐津市と伊万里市の境界付近などハチクマの渡りのメインルートに風力発電建設の計画があります。  そこで、ハチクマの渡りを知ることによって風力発電が渡りにどのような影響を与えているのかを考えてみましょう。 ・北松浦半島はタカ道のジャンクション  市内では、241種の野鳥が確認…
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船越町の海岸を歩く

大潮なので俵ケ浦半島の海岸を歩こうと出かけました。少し早かったのでこれまで歩いたことのない船越町の海岸の下見をしようと立ち寄ってみました。ところが、色々と面白く結局ここで調査をしました。 植物ではハマホラシノブとカノコユリが多く、貝類ではハボウキとシラオガイが多く見られました。 ハマホラシノブ(ワラビ科)市内では九十九島など…
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新緑の国見山と北谷川

5月の連休頃は、常緑広葉樹林の最も美しい季節です。夏緑広葉樹林のように明るさはないのですが、ブロッコリー状の樹冠が新緑色になり、ここにシイの花が咲くとさらに美しい。 国見山山頂から北谷川を眺めると、沢沿いには夏緑広葉樹の新緑。沢を離れると常緑広葉樹(スダジイ)の新緑が見られます。 谷に入ると、沢沿いのやや明るい場所にはツクシタニギキ…
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ヤマアカガエルの産卵

ヤマアカガエルの抱接(上が♂)。カエルは全て雌が大きい。♀はお腹に卵を抱えているのが分かる。 産卵直後の卵塊。白い部分は卵黄。 一晩で、この様に水を吸って大きくなります。水が無くなり干し上がったとき、含んだ水分がしばらくは卵を守ります。 自宅の庭にはセメントを混ぜる箱を利用し水草を植えています。5個を置…
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オタカラコウ

(キク科) 佐世保市では国見山系に僅かに見られるに過ぎません。以前は道路脇の溝に生えていましたが、コンクリートの側溝に変えられるときにかなりが無くなり、その後は除草剤の散布によっても失われました。今は林道の脇や林内の明るい水辺に生えます。 日当たりが良い場所のものは色も濃く、花も数が多く見応えがありますが、日当たりが良くない…
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なかなか見られない秋の花

(ミカン科・マツカゼソウ)見過ごすような小さな花ですが、葉の形が面白い。 市内の生育地は数カ所。しかも個体数が極めて少ないので市では希少種に指定しています。 県外(宮崎県)ですが、ここでは林道脇に山ほど生えています。独特の臭いが有り、シカが食べないので他の植物との競争がないためだと思います。 (シソ科・キセワタ)良く似…
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ミヤマアカネの発生が終盤に

<ミヤマアカネの羽化>発生の初期はなかなか羽化を見ることは出来ませんが、後期になると明るくなってからも羽化が見られるようになります。 <シオカラトンボに捕食>天敵はクモ(徘徊性のクモも含む)・シオヤアブ・シオカラトンボ・オニヤンマなどですが、中でもシオカラトンボが成虫の最大の天敵ではないかと思います。  ミヤマアカネ…
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オオキツネノカミソリ

(ヒガンバナ科) 佐世保市柚木町が分布西限地。 落葉樹の多い明るい林床や林縁に生育。早春に葉をひろげ、初夏に枯れます。7月中旬前後に花茎を伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの花を咲かせます。雌雄同花で結実するものと、しないものがあり、ここのものは結実しません。 キツネノカミソリはこの辺りでは見られませんが、大分県などで…
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平戸若宮浦のカブトガニ

最初に見つけた個体。甲羅にフジツボが付着しています。 この個体にはテングニシの卵囊が付着。貝が卵囊を産み付ける間じっとしていたのでしょうね。テングニシの分散に一役かっています。 下にいるメスの姿も見えます。 この干潟には何年も貝の調査に出かけていますが、潮が大きいときに行った事が…
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セスジイトトンボ

セスジイトトンボ。数十頭見られました。 オジロサナエ。昼間にも羽化していて、羽化中や羽化間近い個体をよく見かけます。 昨日も市南部の河川で淡水魚の調査。 モンドリを仕掛けての待ち時間にトンボや植物を探します。見慣れないトンボがいたので撮影。帰宅して撮影したものを見るとセスジイトトンボに似ています。 今日改めて、ト…
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キイロサナエを確認

キイロサナエ・・・多分佐世保初記録では? 「トンボ好きさん」に教えて頂きました。付属器が良く撮れているものを見ると、尾部付属器の上付属器と下付属器がほぼ同じでしたので「ヤマサナエ」でした。 残念!!・・・勉強になりました。 グンバイトンボ 私が発見したときは源流部でした。以前からいたのか、分布が広がったのか?。大がか…
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ハチクマの渡りルートに風車建設計画

左の黒い塔が高さ59mの風況(風力を測る)ポール。風車は合成したもので高さ120mです(2000kw 二機の計画)。 板山地区には6戸の住宅が有り、風車から最も近い住宅は250mです。騒音被害が起きることは確実です。 (世知原町内から見た風景・・これまでの風景が一変) ハチクマ(S.Kさん撮影) ハチクマプロ…
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マキガイイソギンチャクとカニノテムシロ

マキガイイソギンチャクが付着したカニノテムシロ 殻口がカニノ手(ハサミ)を思い起こさせる。 先日、平戸島で最も広い干潟の若宮浦に行ってきました。 希少なカニノテムシロを見つけることが出来、行った貝(甲斐)がありました。 別の場所でも見かけるのですが、体にイソギンチャクを着けているのです。調べるとマキガイイソギンチ…
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アユ

<アユの周りにいるのはムギツク。ムギツクは佐世保市内では小森川にしか生息しない> (キュウリウオ科) 県北でアユと言えば佐々川と言われていた。しかし、取水堰が多く水が停滞し、河川改修が進み昔の面影は全くない。以前は世知原まで遡上していたそうである。 佐世保市内で私がアユの遡上を確認しているのは、相浦川・日宇川・佐世保川・佐…
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カミガモソウ

(満開) (群落) (ゴマノハグサ科) カミガモソウは国内に3箇所(兵庫県・高知県)の生育地がある。 長崎県では3箇所の生育地があり、1箇所は1992年に発見した場所。ここは、溜め池の水位の上昇と共に生育地が長期間水没し、非常に危険な状態だったので、生育地が水没しない高さまで嵩上げし保全している。 3年前に、新…
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タシロラン

(ラン科) 明治39年長崎で田代善太郎が発見したものを、牧野富太郎博士が命名した。 常緑樹林内に生える葉緑素を持たない腐生植物で、全体に白黄色を帯びる。 新聞などでは、幻のランとして紹介されることが多い。確かにどこにでもあると言うものではないが、幻と言うほど希少なものでも無い。 先日、平戸城に行ったがなんと城内の道脇に1…
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オオバネムノキ(マメ科)

☆詳しい検討をした結果、「ヒロハネム」だということがわかりました。 (小葉がネムノキより大きいのが和名の由来) (この木の花は薄いピンク) (葉の形も良いですね) 九十九島に新しい植物が加わりました。 九十九島のひとつ、亀の子島でオオバネムノキが幼木を含め22株有ることが分かりました(最大のもの…
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