諫早湾貝類調査

諫早湾(高来町・小長井町)に 10年ぶりに行ってきた。
諫早湾が締め切られ潮流が変化した影響と考えられるが、島原半島側では軟泥がなくなり砂地に変わっており、軟泥が必要な生物は壊滅状態である。高来町・小長井町にはまだ、軟泥が残っているが10年前に比べると減っており、諫早湾独特の環境が無くなりつつある。
今回の調査ではアズキカワザンショウが激減(80%以上)し、場所によっては消滅。シマヘナタリも同様。また、高来町ではウミマイマイ・カワグチツボは確認出来なかった。
内湾環境に生息するオカミミガイ・ヘナタリ・ウミニナ・センベイアワモチ・キヌカツギハマシイノミ・シイノミミミガイなどのように諫早湾以外でも見られる種の減少はなかったが、諫早湾の環境に生息していた種は確実に減少している。今後数十年で絶滅するのではないかと考えられる。

<シマヘナタリ(左)+フトヘナタリ(フトヘナタリ科):この二種が交接している。どちらが間違ったのか・・・。いずれにしても極めて珍しい>
シマヘナタリの交尾?右はフトヘナタリ?-550.jpg


<クロヘナタリ(フトヘナタリ科)・岡山大学の福田先生によれば、クロヘナタリの産卵の画像は見たことがないとのことでした>
クロヘナタリ (8)-550.jpg


<クロヘナタリの交接>
クロヘナタリ-550.jpg


<アズキカワザンショウ(カワザンショウ科):2010年の調査では普通にいたのに、今回はかなり探さなければ見つけ出せなかった。しかも、殻表が摩耗した個体が殆どで、世代交代が上手くいってないのだと思われる>
アズキカワザンショウ (6)-550.jpg


<オカミミガイ(オカミミガイ科):本種は以前と変わりなく沢山見られた>
オカミミガイ (3)-550.jpg


<センベイアワモチ(ドロアワモチ科):以前と変わらない>
センベイアワモチ (4)-550.jpg


<キヌカツギハマシイノミ(オカミミガイ科):以前と変わらない>
キヌカツギハマシイノミ (7)-550.jpg


<シオマネキ(スナガニ科):以前は記録していない。多分貝を探すのに夢中で見ていないのだと思う>
シオマネキ (5)-550.jpg


<ムツゴロウ(ハゼ科):調査地では健在だったが以前より少ないと感じた。軟泥が少なくなっているので減少していると考えられる>
ムツゴロウ-550.jpg

























ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント